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2006年9月30日 (土)

'06年09月の一覧

30日 (土) 鉱山見学ツアー
29日 (金) 世界史の山、ポトシ銀山
28日 (木) 塩でできたホテル
27日 (水) 乾期のウユニ塩湖
26日 (火) 世界最大、ウユニ塩湖
25日 (月) 高山列車の車窓から
24日 (日) 世界一高い首都、ラ・パス
23日 (土) 高山病でへばりました
3日 (日) Googleペルー版
1日 (金) ネコの一日

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鉱山見学ツアー

 Potosi4 Potosi5 Potosi6

 ポトシのシティツアーではまず鉱山労働者用の雑貨屋に連れていかれました。ダイナマイト、導火線、フィルター無しの煙草なんかが並んでいました。鉱山の中にはトイレがないので、食事は取らず、コカの葉を噛みながらアルコールを含んで作業するそうです。98%のがボトルで売ってました。

 長靴を借り、合羽を着て坑道へ。かがんだり這ったりして進みます。20分程進むと、前方でパラパラと何か落ちる音が。手招きするガイドの真後ろに小石が降っています。志村後ろ後ろ、と僕がゼスチャーすると、縦穴の上に目をやり「おーい」なんて呼ぶ。おっさんが一人手足をつっかえ棒のようにしながらスルスル降りてきました。真上の坑道で掘っていたそうです。

「ところでさっきの雑貨屋でなんか買ってきた?」
「水を買いましたけど」
「残念。ダイナマイトがあったらここで爆発させられたのに」
 おい、それは雑貨屋で言え。

 貴重な機会を逃しました。

■追加■
 雑貨屋は、売り子は普通のおばちゃんだし、見ての通り露店だったりするんですが、置いてるのはそんなもんばっかなので、不思議な違和感がありました。

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2006年9月29日 (金)

世界史の山、ポトシ銀山

 Potosi1 Potosi2 Potosi3

 ウユニからバスで6時間。標高4070m、世界で一番高い位置にある町ポトシに到着しました。この町にはセロ・リコ(「豊かな丘」の意)という鉱山があります。石見と並ぶ16世紀の2大銀山として大量の銀を産出し、ヨーロッパに価格革命を起しました。山川の用語集で15くらいはいってるはず。

 鉱物ファンの知人を羨ましがらせたい一心で目的地に加えたんですが、出発前日に話したところ、「ポトシ銀山?何それ」。無理もない話で、品位の高い銀はとっくに枯渇し、今は錫を手堀りしてるだけ。現地に着く頃には高山病も一段とひどくなっており、すっかり来たことを後悔していました。

 さらに、シティツアーのガイドさんが「1家族1週間でトラック1台分掘るんだが、だいたいBs/.500(ボリビアーノ。7,275円)にしかならない。ボリビアには製錬する技術が無く、一山いくらで輸出し、諸外国がそれを高価な金属に変えて儲ける。帝国主義だね」と憂鬱な説明をしてくれました。

■追加■
 ボリビア旅行は高山病でつらかったので、今のところ人に勧める気にはなれませんが、でも普通の体力の人なら楽勝かつ普通に楽しいのかも。
 ポトシって実は世界遺産だったらしいですね。そのくせガンガン発破掛けています。日々爆破されてる世界遺産なんてポトシくらいかもしれません。
 1625年、人口15万人でアメリカ最大の都市だったそうです。でも現在は13.4万人(2005年)。錫もほぼ枯渇してるそうなので、さらに減ってくんでしょうね。
 おそらく観光地としてやってくしかないんでしょうけど、頑張りすぎると夕張みたく赤字になるかもしれないので、細く長く頑張ってほしいです。

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2006年9月28日 (木)

塩でできたホテル

 Lunasalada1 Lunasalada2 Lunasalada3

 ウユニで泊まったのは「ルナ・サラダ」というホテル(http://www.lunasaladahotel.com.bo/)。ガイドブックに載ってなかったので心配していたんですが、ちゃんと塩のホテルになっていました。ただ、昔からある2軒と違い丘の上にあります。塩湖の中にあるわけではないのが残念ですが、その分内装は豪華かつ洒落ていて、シャワーはお湯が出るし暖房もあります。

 その夜の客は僕一人。原因は多分宿泊費。US$70という値段は、ペルーより若干安いボリビアの物価を考えると非常に高価です。外国人のそれもバックパッカーではない富裕層向けの価格ですが、ウユニまでの電車やバスの長旅が富裕層をばっちりブロックしている気がします。

 薄く雲がかかっているため星は見えず。満月の光を塩が撥ね、空全体がぼんやり青く明るくなっていました。塩湖からの風が窓をガタガタ鳴らす中、ホテルが貸してくれた湯たんぽで暖かく過ごしました。もっとも高山病で眠れなかったけど。

■追加■
 ホテルは塩湖から切り出した塩のブロック(1枚目に写ってる壁の茶色っぽい部分)を、真っ白い塩を使ってくっつけています。シャワー室もこの組み合わせで作ってました。ただ、お湯が当たる部分はさすがにプラスティックで囲ってありました。
 ベッドを5mm角ほど削って食べたら塩辛かったけど、壁を舐めても味はしませんでした。だから水をかけてもすぐには溶けないと思います。
 僕の行った日はまさに貸しきりでした。ただ、ホテル側は2人いて客は僕1人だったので、なんか気を遣ってしまいました。
 そういえば、寒くて乾燥してて塩湖からの風が通るわけだから、生ハム作るには持って来いの土地ですね(単に今生ハムが食べたいだけ)。

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2006年9月27日 (水)

乾期のウユニ塩湖

Kanki1 Kanki2 Kanki3

 ウユニ塩湖は、雨期と乾期の間に行くと、薄く溜った水が雲を映し、空の真ん中に立っているかのようになるそうです。僕はマットさんの動画の冒頭(1枚目)を見て行きたくなったんですが、タイミングが合わず乾期に出かけました。

 それはそれで一面真っ白な世界が見られたので満足なんですが、困ったのは、乾期って雨期の反意語くらいに思ってたんですが、雨が降らないだけでなく積極的に乾くんですね。唇がカサカサになって始終舐めていたんですが、切れて皮が剥けました。リップクリームを持っていくよう注意されていたんですが、生まれてこの方2、3回しか塗ったことがなかったので当然不所持。人の忠告は聞くものだと学びました。

 2・3枚目はイスラ・デル・ペスカド(「魚の島」の意)から見た景色。雲の影が薄墨のごとく塩原に落ちています。頂上まで何mあったのか知りませんが、高地で上下動すると異様に疲れ、少し歩く度犬のように舌を出してハァハァしていました。

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2006年9月26日 (火)

世界最大、ウユニ塩湖

 Uyuni1 Uyuni2 Uyuni3

 標高3650mにある世界最大の塩湖です。面積は12000km²なので、だいたい18琵琶湖、2/3四国です(デカいなおい)。湖といっても乾期に行くとあまり水が無く広大な塩の原っぱ。

 ウユニの町からツアーの4WDで走ること20分、前方の地平線が白んできます。ただ白いんじゃなく威圧的に白い。白く輝いています。こりゃ雪目になるなと心配したんですが、目を細めていたらセーフでした。画像は少し補整していますが、オートで写真を撮ったら全部暗く写ってました。

 始めのうちこそ騒いでたんですが、行けども行けども真っ白なのでツアーの面々は居眠り。以前から大自然より人工物の方が楽しいと思ってたんですが、やはり波や雲や炎みたく変化するもの以外は、どんな壮大な景色でもいずれ飽きるようです。

 ガイドに「何cmくらい下まで塩なんですか?」と尋ねたら、「3、4mから8、9mだ」と言うので、平均を聞いたら8mと断言。得意満面だったので話を面白くしている可能性が高いです。

■追加■
 ウユニには温泉があると後日聞きました。そういや近くに火山あったし、温泉があっても不思議じゃなかったですね。うーん、もったいないことしたなぁ。知ってたら行ったんですが…。

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2006年9月25日 (月)

高山列車の車窓から

 Tren1 Tren2 Tren3

 ラパスから3.5時間バスに乗り、オルーロという町で高山列車に乗り換えました。鉄道ファンの知人を羨ましがらせたい一心でこのコースを手配したんですが、オルーロ(標高3700m)からウユニ(3660m)へ向かうその列車は高度的にはほぼ平行移動。上り下りがないので乗ってて全然普通の列車。単に空気が薄くて頭痛いだけ。えらいトラップです。

 「世界の車窓から」だったらここでフォルクローレの一つでも流れるんでしょうけど、実際にかかってたのは子役2人がいちゃつく一人旅には気分の悪いアメリカ映画。石丸さんなんて影も形もない(ナレーターだから当たり前か)。なにより19時発2時着だから、出発直後から車窓は真っ暗。アルティプラーノと呼ばれる高原地帯には灯り一つ見えやしない。

 乗客の4割を占める外国人観光客以外は、みんな毛布を持っていて、ウユニに着く頃にはすっかり冷え込んでいました。荷物になるからとセーターを置いてきたため少し凍えました。

■追加■
 山陰か北陸の夜行って感じでした。もの悲しい情緒がありました。標高は40m下りただけやけど、気温はそれどころじゃなく落ちたのでけっこう大変でした。

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2006年9月24日 (日)

世界一高い首都、ラ・パス

 Lapaz1 Lapaz2 Lapaz3

 ラ・パス。西語で「平和」という意味で、3650mと世界で最も標高の高い首都です。人口は106万人(2005)。

 山の手や芦屋のイメージで、金持ちは高いとこに住むもんだと思ってたんですが、ラパスの場合低いとこほど家が大きく高級住宅街でした。反対に、貧乏な人は高いところに住むらしく、世界一高い場所にある空港「エル・アルト国際空港」(西語で「高さ」という意味。直球過ぎ)周辺にはどんどんバラック小屋が増えてるそうです。

 2枚目はエルナンド・シレス競技場。国際試合を行うサッカースタジアムとしては世界一高いそうです。ガイドの女性が「誰もここでプレーしたがらない」と紹介してくれましたが、ほんと嫌がらせだと思います。3枚目は国会議事堂。

 ラパスでも高山病の薬が売ってたので、ガイドさんにこれ全部旅行者用なの?と尋ねたら、ラパスで生まれ育った人間ももっと高いとこに行くときは飲む、とのことでした。

■追加■
 空気が薄いので火事があまり発生しないらしいです。日本の木造家屋がこれだけ密集してたら、冬とか大惨事になりそうですよね。
 人口密度は5891.4人/km²でさいたま市(5211人/km²)より少し多いくらい。って多いのか少ないのかよくわかんないですね。
 沸点が80度ぐらいに下がってしまい、ご飯が炊けなくなるはずなんですが、日本料理屋ではおいしいご飯が出てきました…。多分圧力釜使ってんでしょうね。ちなみに昨日のプリングルスはラパスで撮りました。

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2006年9月23日 (土)

高山病でへばりました

 Pringles

 ビザが切れたのでボリビアに行ってきました。リマから飛行機で首都ラパス(標高3650m)に入り、あとは陸路でウユニ(3660m)、ポトシ(4070m)と周ってきました。

 高山病の薬を飲んでいたのに初日からえらいこと頭痛で、それは3日目以降は治まったんですが、空気が薄いせいで熟睡できません。30分に1回のペースで目が覚めます。食欲不振もひどく、ろくに食べないせいかずっと倦怠感がありました。

 去年ペルー南部のアレキパ(2335m)、プーノ(3855m)、クスコ(3360m)を周ったときも散々高山病に悩まされました。1度かかったら次からは大丈夫という噂を聞いてたんですが、大嘘でした。はしかかなんかと間違ってんじゃないかと。

 今回は全行程リマで予約していったので、空港やバスの駅には常に僕の名前を書いた紙を持った人が迎えに来ていました。シティツアーも申し込みまくりの大名旅行。でも、ぶっちゃけ彼らがいなけりゃラパスの空港で回れ右してたと思います。

■追加■
 平気な人は最初から全然平気らしいんで、体質があるんでしょうね。 初日はタクシーで市内観光した以外はずっとベッドで寝ていました。

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2006年9月 3日 (日)

Googleペルー版

 西語ではゴーグレと発音するかと思いきや、英語そのままグーグルと読むそうです。

 こっちのネットカフェに入ると、たいていMSN(Hotmailユーザーが多いので)かGoogleがトップページになっています。Googleの場合その国ごとのページ、ペルーだとhttp://www.google.com.pe/が開かれています。ペルー版はインターフェイスに西語とケチュア語が選べ、オプションとして「Web全体」「西語のページ」の他「ペルーのページ」が選べます(日本語版はWeb全体と日本語の2種類だけです)。最後のはトップドメイン.peのページに絞って検索するようです。

 「どんな顔なのポポラッチ!」のがなりが耳から離れない今日この頃(1分ドラマ「エル・ポポラッチがゆく」はNHKの海外放送でも流れます)。poporazziが電子辞書に載ってないのでググってみたところ、「paparazzi」の間違えじゃないの?とつれないお言葉でした。Wikipediaによると、西語の「ググる」はgooglear、guglearらしいんですが、身近なペルー人に聞いたら「知らない」と即答されてがっかり。

■追加■
 ボリビアとペルーでは、ケチュア語は公用語の一つになっているそうです。確かにボリビア版Google(http://www.google.com.bo/)もケチュア語に切り替えられます。
 ちょっと面白いニュースを見かけました。「ファイル」が「キープ」なのが気が利いてます。
  MS、「インカ」版Windowsパッチをリリース
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/28/news085.html

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2006年9月 1日 (金)

ネコの一日

 Neko1day1 Neko1day2 Neko1day3

 事務所で飼っている猫(名前はネコ。雄)は、もらってきた当時の子猫から、普通サイズの青年猫に育ちました。

 朝、先に来た人間が部屋から出します。しばらくは彼らの周りをうろちょろしているようです。僕が出勤して来ると、足元へ猛ダッシュしてきたり、階段を登ると全速力で追ってきたりします。どうです、この猫好き垂涎のシチュエーション。

 僕が座ると机に乗ってきて、左手に絡みついて寝始めます。しばらくは右手だけでできるメールチェックなどをしてますが、そのうち文字を打つことになり、手を引き抜きます。諦めたネコは作業する僕の横で寝ています。

 2時間くらい寝ると狩りの時間。興奮状態でいろんなものを追っかけ、疲れたらまた寝ます。このサイクルを2周したら夕方。ネコは決まった部屋に閉じ込められます。事務所にはところどころ動き感知センサーがあり、夜中にネコがその前を横切ると警報機が鳴り、警備会社が来てしまうからです。

■追加■
 猫は思うように懐いてくれないのが逆に良い、と強がってきましたが、実際懐かれるとたまらないですね。一番可愛い盛りはもう過ぎてしまいましたが、まだまだ尋常ならざるかわいらしさです。
 日本だと猫を抱きながら仕事なんてできないので、それだけでもペルーにいたいです。

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