« お引っ越し | トップページ | オウム »

2007年5月21日 (月)

ハンターネコ

 引っ越し時に家具をバラしていると、裏から小鳥の死骸が出てきました。ネコがハントしてきたものです。計3羽落ちていました。

 荷物を運び出した後の事務所を掃除していると、鳥の鳴く声が聞こえます。やけに近い。隣の部屋を覗くとネコが4羽目と闘っていました。窓の隙間から咥えて戻ってきたようですが、まだ鳥は元気です。ただ羽の一部を損傷したようで、窓を開けてやったのにその高さまで飛べません。ネコは部屋の中を低空飛行する鳥にビビりつつも、ヒット&アウェイで少しずつダメージを与えます。叱りつけようと思ったけど、叱る理由がありません。「食べないものを殺しちゃ駄目だ」なんて畜生に通じるはずない。

 新事務所への搬送時は、ずっと僕が抱いていました。ギャーギャーほたえていましたが、やがて諦めて大人しくなりました。反対に鼓動が大きく、速くなっていき、しがみつくネコの爪が腕に食い込みます。このまま気絶するんじゃないかと心配でした。着いてすぐ倉庫に解放したんですが、ベッドを置いてやった小部屋でぶるぶる震えています。怖い目に遭った記憶が尾を引いて、1週間くらい僕を見るとダッシュで逃げました。

 そんな中でも狩りの本能は忘れません。毎日餌をやりに行くとベッドの周りに茶羽根の御器被りが落ちています(片仮名で書いたのを見るのすら嫌)。スペイン語でクカラチャ(cucaracha)。ネグラ(negra:黒)とロハ(roja:赤)がメジャーで、日本の茶を彼らは赤と呼びます。可愛い猫パンチで、このムニっとした肉球で奴等を捕まえるのか思うとゾッとしますし、死骸(しがい)を片付けるのも苦痛なんですが、初めてネコの趣味と僕の利益が合致した気がします。人類は無駄に猫を飼ってきたわけじゃなかったんですね。

|

« お引っ越し | トップページ | オウム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19726/15156517

この記事へのトラックバック一覧です: ハンターネコ:

« お引っ越し | トップページ | オウム »