2006年7月 6日 (木)

ホテル内山田でお風呂

 Uchi_furo1 Uchi_furo2 Uchi_furo3

 ホテル内山田のバスタブは、高さがあって肩まで浸かれる日本式。お湯も熱いし最高です。それと別に大きなお風呂があると聞き、案内してもらったのがこの扉(2枚目)。自力では見付けられなかったんですが、何の表示もないドア。このホテル、一部の部屋だけカードキーになってるんですが、そのカードがないと入れないそうです。“せっかくだから俺はこの扉を選ぶぜ”と開いたら、「ゆ」の字が書かれた暖簾。隣にサウナもあります。湯船は2人前で小さいけど外にあって露天風。

 久々に足を伸ばして入浴してたところ、オーナーさんが入ってきました。最上階に住んでるそうです。「次はどこの国へ行かれるんですか」「ボリビア寄ってからペルーです」「あそこは危ないらしいから気を付けてくださいね」。そういえばJICAの人が「え?ペルーですか。うちらは行けない国ですね」と笑ってました。'91年に専門家が3人殺されて以来派遣停止になってるそうです。おいおい。(現在は派遣再開されています)

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2006年7月 5日 (水)

国際協力の形

 中南米へ来るとやたら名前を聞く組織がJICA(ジャイカ。独立行政法人国際協力機構)。ODAの実行組織で、青年海外協力隊やシニアボランティアを派遣しています。

 僕がアスンシオンで少年野球を見学した時、JICAのシニアの方が監督をされてました。平日はアスンシオンの大学で日本人技師が講義するのを通訳しているそうです。技術者として長年中南米に駐在していたため、専門用語の翻訳が可能。さらに、中高と野球をやっていたのでコーチもできる。なんて役に立つ方だ。羨ましい生き方だなぁ、と憧れると同時に、わかりやすい技術を身に付けてこなかった自分をちょっと悔やんだり。

 ただ、引っかかったのが、シニアの皆さんやスタッフの方々の暮らしぶり。誘拐されると余計金がかかるので、万全のセキュリティを、ってのはわかりますが、程度があるかなぁと。また、必ずしも技術者を送っているわけではない青年~よりは、留学生の招聘・支援に重点を置く方が国際協力としては有効ではないかなぁ、とも。

■追加■
 シニアやスタッフの方々の待遇を調整するだけで、若手を何人追加で派遣できるやら、って思います。さらに、日本人一人派遣する費用で現地人何人雇えんだ、って考えてしまいます。その方がよほど援助になるんじゃないか、現地人の就業と学習の機会を優先すべきなんじゃないか、って。
 海外で暮らすと視野が広がるっぽいので、かつては若い人を海外に送ることに意義があったんだと思います。でも今は自費で留学したり旅行する人が増えたので、国費でやるのはもったいない気がします。むしろ海外の人を日本に招く方が有意義だと思います。
 青年~は…、うーん、確かに「あっぱれ!」な方が多いんでしょうね。HP見たら、看護師とか養護学校の教員とか畜産の技術指導員なんかが載ってて、若いのに人にものを教えられるってだけで尊敬してしまいます。ただね、中にはアフリカに球技教えに行ってる人もいるんですよ。これは「喝!」でしょ。まぁどんな組織にも光と闇があるんでしょうね。

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2006年7月 4日 (火)

パラグアイ産和牛

 カルロス・フランコ・ゴルフクラブで5cmくらいある分厚いステーキを食べました。レアで頼んだら赤くて血だらけ。でも生臭くありません。パラグアイの肉は赤身が非常に美味。

 そんなパラグアイでIさんが連れてってくれたのが「Wagyu」の店。日本料理屋には珍しくファーストフード店っぽい造りで、驚いたことに現地人のお客さんがわんさか来ています。

 オーナーのHさんは自前の牧場で和牛を育ててるんだそうです。和牛串と和牛ステーキを頼んだら、確かに脂が多くて柔らかい。日本で育ててないのに和牛?と疑問でしたが、全国和牛登録協会のHPを見ると、「和牛は明治以前から日本で飼われてきた我が国が世界に誇る肉専用種」とのことで問題なし。

 Hさんは日本の会社に派遣されてパラグアイで畜産をやっていたが、その会社が海外事業から撤退するにあたり、こちらに残って独立したそうです。「もともと牛が好きだったんですよ」ってどんなやねん。いろんな方がいるもんです。

■追加■
 以前は、
  1.黒毛和種
  2.褐毛和種
  3.日本短角種
  4.無角和種
の4品種だけでしたが、去年公正取引委員会が「食肉の表示に関する公正競争規約」の変更を承認し、
  5.1~4の品種間の交配による交雑種
  6.5と1~5の交配による交雑種
も「和牛」表示がOKになったそうです。
 和牛登録協会のHPによると、和牛の和は“和ませること”“仲良くすること”“合わせること”など広範な意味を持ち、「和牛は正に共生、共存の21世紀の象徴そのものという感じ」がするらしい。無理にええこと言わんでもええのに。

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2006年7月 3日 (月)

アスンシオンのゴルフ場

 Tamago_gohan1 Tamago_gohan2

 アスンシオンの中心から車で30分もかからないところに「アスンシオン・ゴルフクラブ」があります。初心者の僕はラウンドはせず練習場へ。Iさんが付けてくれたキャディから個人指導を受けました(キャディフィーUS$1.5)。小学生くらいの子ですが上手に教えてくれます。ただ、車を降りた瞬間にベルトが切れたのでやりにくいのなんの。ボールは80球×2回で計G30,000(626円)。日本人のプレーヤーがたくさん来てました。

 次の週、アスンシオンから車で1時間、荒野のど真ん中にある「カルロス・フランコ・ゴルフクラブ」でラウンド。パラグアイ出身の有名ゴルファーが設計した、地平線に向かって打つ壮大なコースなんですが、市内から遠いため閑散としており、貸切状態です。ドライバーが右斜め45度に飛ぶので、ちまちまアイアンだけで周ってましたが、とにかく広いため滅多に人影を見ず、落ち着いてプレーできました。画像はベルトブチ切れの原因となったたまごご飯。卵が2個見えるのは手ブレです。

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2006年7月 2日 (日)

北海道発、パークゴルフ

 アスンシオン日本人会の運動場は、野球場、霊園の他、ゲートボール場、バレーボールコート、焼肉用設備、そしてパークゴルフのコースがあります。

 パークゴルフは1983年北海道幕別町で生まれたスポーツで、ゴルフのより2cm弱大きいボールを、尺を詰めた専用のゴルフクラブで打ちます。クラブは1本だけで、ロフトが無いので転がすだけです。コースは100m以内なので18ホールプレイしても全然疲れません(僕以外は)。ユニバーサルデザインなスポーツです。詳しくは「IPGA 国際パークゴルフ協会公式ページ」(http://www.ipga.jp/)をご覧ください。

 北海道から移民してきたIさんのお父さんが、帰郷した際にその存在を知り、パラグアイに持ち帰ったんだそうです。Iさんに教わって僕もプレーしたんですが、すぐに要領をつかみホールインワンを達成。さすが小学校時代ゲートボール部で鳴らしただけのことはあります。

■追加■
 今思えばゲートボールって、一見ほのぼのしてるけど、その実お互い邪魔をしあうえげつないゲームでした。人生のエキスパートの方たちが熱中するのがわかる気がします。

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2006年7月 1日 (土)

日本人会の霊園

 Bochi1 Bochi2

 ある日、葬式に出かけるIさんの手に水引の付いた袋が。香典袋です。「日本式なんですね」「そう。でも焼けないんで埋めるだけなんですよ」。別の墓地を見た記憶では、グアテマラと同じで一つ一つの墓がデカかったです。土葬なので人一人寝るスペースが必要なんでしょう。

 アスンシオン日本人会の総合運動場には霊園が併設されています。墓標は日本式の形状で戒名が書かれているものもあります。ただ、石じゃなくコンクリート製だったりします。木の卒塔婆の下に土が盛ってあるだけの墓もあり、この盛り上がりの下にそのままご遺体があるのかと思うと少しぞっとします。

 と、鳥が遠くから僕をめがけて飛んできて、眼の30cmくらい横を通過していきます。慌てる僕を2羽が交互に襲います。小走りに墓地を脱出。“これ誰か埋めるときどうすんやろ、別の死人出るぞ”と心配し、Iさんに報告すると「あそこ巣があるんですよ」と大笑い。知ってたなら教えといてください。

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2006年6月30日 (金)

少年野球と相づち

 Yakyu

 パラグアイはサッカーの国ですが、そんな中でも野球をするのが日本人魂なんでしょうか。アスンシオン日本人会が所有する運動場に行ったら、野球のグラウンドがありました。

 Iさん家の息子さんも参加しているので、そのまま少年野球の練習を見学しました。日本のリトルリーグと違い、ラテン育ちのせいかのんびりした印象。例えば、試合形式の練習で攻守交代の場面。走って交代しそうなもんですが、コーチが怒鳴ってもあんまり走らない。個人的には、日本のはキビキビし過ぎててちょっとイヤんな感じで、疲れたらだらける彼らの方が自然で好感が持てたりします。

 不思議だったのが、コーチに対してあまり返事をしないところ。そういえばIさんも、僕が喋るのを無言で聞いていて、聞き終わった後も特に反論がなければ黙ってたりします。たくさんの日系の方と話したわけではないので自信はありませんが、日本語での会話で相づちを打つ習慣がないのかもしれません。

■追加■
 そういえば、英語で「へぇ」ってなんて言えばいいんでしょうか。「ああ」「はい」「なるほど」「そうですねぇ」とか日本語なら単調にならないよう変化を付けて相づちを打てますが、手持ちのボキャブラリーが少ない外国語では難しいです。その辺もあるのかもしれません。

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2006年6月29日 (木)

友情の日の大火事

 事務の女性とだべってたら、「今日はあの火事からちょうど1年よ」と感慨深げ。2004年8/1、アスンシオンのスーパーで火事があり、商品を盗まれることを警戒したオーナーが出入り口を封鎖したため、客400人以上が焼死しました。「7/30が友情の日だったので大勢が焼き肉を食べに来てた。それで火事になった」とのこと。煙突に溜まった油から発火したそうです。

 その晩事務所のみんなと友情の日のお祝いにシュラスコに行きました。ブラジル風焼き肉食い放題です。帰り道、ホテルに送ってくれたIさんが「ここではあまり人を信用できない。オーナーは給料をごまかし、従業員は商品を盗む。僕も在庫を盗んでいた社員をクビにしたことがある」と愚痴っていました。

 翌日行った近所のスーパーは、広くてきれいでしたが、2つある入り口の片方とすべての窓のシャッターが閉じられていました。残る入り口の扉はとても重そうで、警備員が見張っています。また同じことが起こるんじゃないかと心配です。

■追加■
 けっこういい国ですよね、日本。この状態がいつまで続くかわかんないのが怖いですが。警備会社が儲かってるって聞くとちょっとげんなりします。ちょっと前まではアスンシオンは治安のいい街で、「鍵なんてかけたこと無かった」っておっしゃってる方もいました。うーん…。

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2006年6月28日 (水)

天理教の中南米布教

 イグアスへ行ったときのこと。Wさんが天理教の皆さんに紹介してくれたんですが、その文句が「彼は奈良高校出身だから天理の近くだよ」。実際は奈高じゃなくて単に奈良“の”高校なんですが、「天理の近所」効果は抜群で、皆さん何となく感心してくれてる風。これで天大(柔道で有名な天理大学)でも出てようもんなら、どれだけワッショイワッショイされるか。

 そんな皆さんの法被には「イグアス支部」「アスンシオン支部」なんて書いてあって、調べてみたら中南米だとメキシコ、ベネズエラ、コロンビア、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリに支部があるようです。天大にはイスパニア語コースやブラジルポルトガル語コースがあったりします。

 今年は教祖(おやさま)こと開祖中山みきの生誕120年祭で、世界中から「おぢばがえり」(天理市へ行くこと)するそうです。イグアスの教会でも会の終わりに告知があり、参加者を募っていました。イグアスから天理市、大巡礼ですね。

■追加■
 天理市内にはやたら宿泊施設がありますが、修養科っていう3ヶ月の研修があって、それ用にも要るからだそうです。地方にある各教会が“詰所”っていうのを天理市内に持っていて、旅館みたいなやつや団地みたいなやつなどいろいろあるらしい。以前車で天理市を通ったとき見たような気がします。

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2006年6月27日 (火)

地方へ、真っ直ぐな道

 A_iguazu

 イグアスへ行ったときのこと、市内と違い普通の道だったのと、早朝だったので、運転していたWさんはかっ飛ばしていました。延々と草原や畑が続きます。22kmの直線道路がありました。大潟村のが確か11kmなので、もうひたすら真っ直ぐです。

 日本人やドイツ人による開けた入植地と、いまいちパッとしないパラグアイ人入植地を交互に通過します。車が高いのか、アスンシオンと違いバイクが多くなります。

 交番の前で警官に止められました。追い越し禁止地帯で追い抜いた、とのこと。交番から出てきたWさんに聞くと、賄賂を払ってきたそうです。彼らは一日交番の中にいて、時々前の道を走る車を止めて小遣い稼ぎをしているようです。追い抜いてなくても、整備不良かなんかで結局金を要求してくるそうで、Wさんはやたら詳しい身分証明書を持ってきてたし、僕にもオリジナルのパスポート(普段はコピーを所持)を持参するよう指示してましたが、こういう時のためだったんですね。

■追加■
 今にして思えば、まぁ交番の前の追い越し禁止で追い越すWさんも、たいがいうっかり屋さんでした(交番の存在を忘れていたんでしょうけど)。ただ、警官が頼れない国って何とも言えない不安感があります。
 徐々に赤く縁取られていく地平線に向かって、道がまっすぐ伸びてました(曲げる理由も無いですし)。こういうなんにもない風景って日本では珍しいわけで、海外生活のいいところかもしれません。パラグアイは良かったです。将来移住したいな、ってくらい。

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