2006年10月27日 (金)

電子ブックの貸本制度

 例えば石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」(570円)が、Timebookだと315円+ポイント10%です。ただ60日間しか読めません。買い切り制のパピレスでは525円+ポイント5%。

 梅田望夫「シリコンバレー精神」(672円)を買いました。パピレスには無く、パブリで購入。630円でポイント無し。これがTimebookだと367円+ポイント。もちろん権利は60日間だけですが。この本の場合「ロングタイム」と呼ばれる買い切りもあって、それだと630円+ポイントです。

 僕は紙媒体への愛着は多分平気で捨てられるんですが、所有欲に囚われないほど進んだ人間ではないので、貸本形式には抵抗があります。たくさん持ってると気分いいし、僕の場合買った本をすぐ読むとは限らない(積読率7割以上)。ただ、僕は一度読んだ本は滅多に読み返さないし、漫画喫茶も大好きです。個人が大量の本を所有するなんて、しょせんここ何十年かの話で、生まれたときからネットがあるような世代は、安いならレンタルの方がいいと割り切れるのかもしれません。

 Sonyも思い切ったことするなと感心してたんですが、先日発表があったLIBRIéの後継機「Sony Reader」はセル方式で行くそうです。なんじゃそれ。

■追加■
 専門書の中には、デカくて値段が高くて、でもどんどん内容は古くなるものがあります。あの手の専門書は全部加除式にすればいいと思っていましたが、もう本ってパッケージではなく、月払いのデータベースにした方がいいのかもしれないなぁと。
 ただそうするとイラストが問題に。個人ユースの液晶モニタって、大きくなるだけで高精細って方向にあんま進んでくれてない。デジカメ1000万画素でもモニタそれですか?って感じで。早く写真誌がストレス無くデジタルで読める日が来てほしいです。

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2006年10月25日 (水)

電子ブック書店

 海外生活者にはありがたい電子ブック書店をご紹介。

  電子書店パピレス(http://www.papy.co.jp/
   富士通系の会社でnifty時代からあった一番の老舗。
   現在掲載冊数55,625冊とのこと。
   ポイントサービス有り(通常5%)。

  電子文庫パブリ(http://www.paburi.com/
   大手出版社が共同設立。
   現在掲載冊数7840冊とのこと。
   ポイントサービス無し。

  ビットウェイブックス(http://books.bitway.ne.jp/
   凸版印刷が運営。
   ポイントサービス無し。

  eBookJapan(http://www.ebookjapan.jp/
   いろんな会社がかんでいるようです。
   現在掲載冊数14427冊とのこと。
   ポイントサービス無し。
   独自のファイル形式(拡張子は.ebi)を使用。

  ΣBookJp(http://www.sigmabook.jp/
   松下が運営。
   ポイントサービス無し。

  Timebook Town(http://www.timebooktown.jp/
   Sonyが運営。
   ポイントサービス有り(通常5%)。
   独自のファイル形式「BBeB」を使用。
   貸本形式のものが多い。

 僕はポイントサービスと品揃えに惹かれ、「電子書店パピレス」を使っています。専用ソフトによる変な縛りがないので、買ったファイルを新しいPCに移したり、PDAに移したりが簡単にできます。著作権保護にうるさい版元が参入を渋る、など将来的にそれが足かせになるかもしれませんが、当面ここで買っておけばいいと思っています。

 注意が必要なのがeBookJapanで、専用ソフト「ebi.BookReader」が必要です。これが著作権にシビア。パソコンを買い換えた場合、蔵書を移すのにeBookJapanまでメールしないといけないんですよ。どうかしてます。

 ΣBookJpは、読書端末ΣBook(生産終了)、WordsGear用のコンテンツを販売しています。買ったコンテンツはPCでも読めますが、「ΣBookArchive」という管理ソフトが必要です。Words~は年内発売予定の新端末で、動画対応のカラー液晶。激しくそそられたんですが、仕様を見たら読書時でもバッテリーが6時間しか持たない。カタログスペックでたった6時間。松下好きですがさすがに買えません。

 Timebook Townは、読書端末LIBRIé用のコンテンツを販売しています。PCで読む場合は管理ソフトの「LIBRIe LE for Windows」上で。パピレスと並ぶ貴重なポイントサービス導入店ですが、貸本形式ってのが痛すぎます(買い切りもありますが)。

 で、何冊か買って試してみたんですが、長くなったのでまた次へ。

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2006年10月23日 (月)

電子ブックのファイル形式

 Ttime2 Bunkoviewer Adobereader

 青空文庫は素晴らしいんですが、やっぱり新しい本も読みたい。西語の勉強をしに行っているにもかかわらず、僕は語学学校のPCルームでバンバン電子ブックを買っていました。

 電子ブックの状況は、iPod登場前の音楽配信に似ています。いくつかのファイル形式が存在し、オンライン書店が乱立しています。

 まずは主なファイル形式。

  ドットブック:(1枚目)
   「T-Time」で読む。拡張子は.book。
   ボイジャー社が開発。
   今のところ日本では主流になってきている。
   でも日本の独自規格で終わりそうなのが残念。

  XMDF:(2枚目)
   「ブンコビューア」で読む。拡張子は.zbf。
   シャープが開発。Zaurusユーザーにはお馴染み。
   ブンコ~の見た目がしょぼいのが残念(慣れたけど)。

  PDF:(3枚目)
   「Adobe Reader」で読む。拡張子は.pdf。
   アドビ社が開発。印刷物同様のレイアウトが可能。

 他にもこんなのがありました。

  eBook:
   「Adobe Reader」で読む。拡張子は.pdf。
   アドビ社が開発。

  Keyring PDF:
   「Adobe~」+「KeyringPDFクライアント」が必要。
   拡張子は.krm。アイドック社が開発。

 後半2つは著作権保護のため使用上の制約が多く、流行らないので販売を終了する書店が出てきてます。この辺りが音楽配信とそっくりです。

 購入時にどの形式のファイルをダウンロードするか選べる店があります。T-Timeがリーダーとして一番好きなので、ドットブックを選んでいます。

 画像ではわかりにくいですが、T-Timeの方が見栄えにこだわってます。シャープとしては、むしろZaurus上で読んでもらいたいわけですから、PC用で手を抜くのは当然かもしれません。

 PDFはレイアウトが固定されるのが長所であり短所です。T-Timeだと文字を大きくするとレイアウトが組み変わります。一方PDFは単なる拡大しかできず、ページが画面に収まらなくなります。作り手は思い通りにできて愉快だけど、読み手は時に不便なわけです。紙時代の論理を引きずっていて、新しいもの好きとしてはつまらない。でも液晶の解像度も上がりますもんね。結局、PDFが中期的には主流になる気がします。

 続いて主なオンライン書店を、と思いましたが長いので止めます。本と電子機器という2大趣味が重なってるのでどうしても長くなります。

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2006年10月21日 (土)

青空文庫

 Sincho100 Ttime

 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)ってご存じですか?

 1997年発足のオンライン図書館で、著作権切れの作品をボランティアの方々が入力。夏目漱石なんかは大半が読めます。

 リマでは職場自宅共に常時接続ですが、グアテマラにいた時分は学校以外はオフライン。持ってきた本はすぐに読み終え、残るはCD-ROM「新潮文庫の100冊」のみ。ブックフェアで叩き売りされていたのを買ったんですが、リーダー部分の使い勝手が絶妙。ただ、長編主体なのでいかんせん取っつきが悪い。

 そこで、放課後青空文庫にアクセスしては、気になる短編をガンガンUSBメモリに落としました。テキストファイルだから遅い回線でも瞬殺です。それをノートPCのテキストリーダーで読むんですが、色々試した末ボイジャー社の「T-Time」に落ち着きました。ボイジャーは「新潮~」を制作し、黎明期の青空文庫を支えた電子ブックのパイオニアです。T-Timeを使うとただのテキストファイルがまるで本みたいになるのでうっとり。

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2006年10月19日 (木)

電子ブック端末

 旅行に行く楽しみは、目的地よりむしろ移動中やホテルでの読書。でも重いんですよね。僕の場合平均1分1ページで、時間が確保できたら1日1冊(何しに行ってんだ)。1週間の旅行だと7冊要りますが、文庫と新書に限っても背中にずっしり。

 そこで活躍するのが電子辞書です。「とことんサラサラ血液若返り」なんてどう転んでも使わないコンテンツも入ってますが(冷静に考えると読んだ方がいいのかも)、「マイペディア百科事典」や「俳句歳時記」は楽しいです。あと、暗いとこで読むときとか、字を大きくできて目に優しいです。

 数年前東京ブックフェアで電子ペーパーを見ました。普通の液晶の数倍字がくっきりしていました。ただ、今出てる読書端末は、松下のΣBookは動作が遅いし、SonyのLIBRIéはソフトを更新しないとTXTファイルが読めない。早くいいのが出て旅行ガイドが電子化されませんかね。ロンリープラネットの南米の巻を見たことありますが、えらい分厚さでしたよ(1136p)。

■追加■
 学術書の場合、電子化されてた方が検索性が高いし、少部数・多ページの本は紙やと高く・重くなります。
 問題はカラー写真の要る本で、電子ブック端末もカラーじゃないと駄目。そうなると多少時間かかるかもしれませんね。
 でも10年以内には本棚空にできるんじゃないでしょうか。だって10年前ってまだパソ通をメインで使い、携帯も白黒だったですから。

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2006年10月17日 (火)

電子辞書を大切にね

 Edictionary

 僕の鞄にはいつも電子辞書が入っています。シャープのPW-A8100って機種です。去年8400って後継機が出ました。強度向上と引き替えに分厚くなりましたが、これは必要悪です。僕は後ろポケットに入れたまま座って8100の液晶を割りました。

 その後8400を日本から持ってきてもらったんですが、丈夫になったとはしゃいでいたら、机から落としてまた液晶を割りました。今は日本に送って修理してもらった古い方を、セミハードケースに入れて大事に(普通に?)使っています。

 最近カシオに目が移っています。シャープは専用のカードで辞書を追加するんですが、2つ追加するときはカードを入れ替えないといけません。カシオの場合、SDカード内にどんどん足せるそうです。さらに、テキストファイルを転送すれば電子ブックリーダーにもなる。次壊したら必ず(もう壊すな)。

 ペルー人の同僚に、鞄は引ったくられるので、ズボンの内側に隠した方がいいと忠告されました。でも僕前科1犯だから。

■追加■
 その後、カシオの電子辞書だと動詞を活用形で引けると知りました。estuvoで引くとちゃんとestarが出てくるそうです。僕のやつだと「該当語なし」とつれない返事。シャープが不親切なのか辞書データを作成した白水社がいけずなのか知りませんが、西語のビギナーにはカシオを薦めます。

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2006年10月15日 (日)

旅の指さし会話帳

 Yubisasi_1

 「旅の指さし会話帳」は元々DSのソフトではなく書籍でして、「62. ペルー」を借りたことがあります。簡単な西語の文章と、単語+イラストが載っていて、本を開いて絵を指さすことで、相手に意志を伝えられます。便利っぽかったです。使いませんでしたが。料理や観光地がイラスト付きで紹介されているので、どちらかといえば読み物として面白かったです。

 最近感心したのが「吉本興業の手帳」。「世界で役立つ言葉」のコーナーに、「なんでやねん」「しゃれならんがな」と一緒に「領収書ください」が、16カ国語で載っているそうです。義兄がスペインに出張したんですが、憶えていった唯一の西語が「領収書ください」(デ・メ・レシボ)だったとか。個人旅行をしているだけだとピンと来ませんが、めちゃ実用的。

 「旅の指さし会話帳Basic パソコン版」ってのを発見。ノートPCを常に持ち歩けとでも?。いくらなんでも見失いすぎだろ。

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2006年10月13日 (金)

NintendoDS

 Nintendods

 「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」が欲しくて近所のデパートへ行ったところ、確かにあったNintendoDSのコーナーが跡形もなく消えていました。売れなかったんだろなぁ。

 語学と仕事のためにペルーに来てるんですが、なんか知らないけど入ってたんですよね、トランクに。ソフトは4つくらいしか入ってなかったんで、「マリオカートDS」等とUSB無線LANアダプタを送ってもらいました。ペルーから日本人(ユーザー名が片仮名なのでわかる)と対戦するのは不思議な気分です。「えいご漬け」も送ってもらいました。免罪符代わりです。

 今気になっているソフトは「旅の指さし会話帳DS」。用意された文章と単語を組み合わせ、相手に読んでもらうコミュニケーションツールです。タイ中国韓国の5バージョンあります。って西語版がないですね。DSごと引ったくられるのがオチなので、仕方ないのかもしれません。

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2006年10月 3日 (火)

ネットカフェでの日本語入力

 Windows98の場合は、日本語のページを開こうとすると日本語フォントが自動的にダウンロードされます。これで表示はOK。入力したい場合はMicrosoftのHPから入力ソフトをダウンロードします。「Global IME」で検索すればすぐ見付かります。

 WindowsXPの場合、インストールCDにフォントもIMEも収録されてるんですが、CD-ROMは無いかと尋ねても、「今たまたま持ってない」と返ってきます。ノーブランドのPCを買うと海賊版のXPがインストールされているため、誰もXPのCDなんて持ってないわけです。店によってフォントが入ってたり入ってなかったりするので、後者なら諦めて他の店を探しましょう。

 フォント有り・IME無しの場合(ボリビアではこのパターンが多かった)、以前なら文字の多いページを開き、それを切り貼りして文章を作るしかなかったんですが、今は「Ajax IME」(http://www.chasen.org/)があります。ほんと便利なサイトで感謝いっぱい。めちゃくちゃ助かりました。

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2006年9月 3日 (日)

Googleペルー版

 西語ではゴーグレと発音するかと思いきや、英語そのままグーグルと読むそうです。

 こっちのネットカフェに入ると、たいていMSN(Hotmailユーザーが多いので)かGoogleがトップページになっています。Googleの場合その国ごとのページ、ペルーだとhttp://www.google.com.pe/が開かれています。ペルー版はインターフェイスに西語とケチュア語が選べ、オプションとして「Web全体」「西語のページ」の他「ペルーのページ」が選べます(日本語版はWeb全体と日本語の2種類だけです)。最後のはトップドメイン.peのページに絞って検索するようです。

 「どんな顔なのポポラッチ!」のがなりが耳から離れない今日この頃(1分ドラマ「エル・ポポラッチがゆく」はNHKの海外放送でも流れます)。poporazziが電子辞書に載ってないのでググってみたところ、「paparazzi」の間違えじゃないの?とつれないお言葉でした。Wikipediaによると、西語の「ググる」はgooglear、guglearらしいんですが、身近なペルー人に聞いたら「知らない」と即答されてがっかり。

■追加■
 ボリビアとペルーでは、ケチュア語は公用語の一つになっているそうです。確かにボリビア版Google(http://www.google.com.bo/)もケチュア語に切り替えられます。
 ちょっと面白いニュースを見かけました。「ファイル」が「キープ」なのが気が利いてます。
  MS、「インカ」版Windowsパッチをリリース
  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/28/news085.html

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